心を通わせるには?!?!
第101回目は、『誰とでも心を通わせることができる7つの心理法則』です。
この本は、メンタリストDaiGoさんの初めて本を出版されたとのことで読んでみました。
【内容】
1.場面を把握し、つくる方法
・まずは、自分が置かれてるシチュエーションを把握する
・そして、細分化していき、自分の場をつくる
・同時に目的を限定する
例えば、意中の女の子の家や取引先の会社への初訪問なら、これは相当なアウェイ状況。それをしっかり認識していれば、最初から「権威催眠」に呑まれないようにしようと心構えができますし、逆に自分のホームに相手が現れるなら、どんな風な振る舞いなら自分が呑まれてしまうだろうかと想像して、自分の振る舞うべき行動を組み立てる。
何度も会っている相手なら、気を許しているだろうから、いつもの感じでは自分の主張や声が届かないかもしれない。そのためには今日はいつもと違う「違和感」を仕草や会話に潜ませなければいけない、などなど。
このような状況把握により、メンタリズム的な戦略が次々と生まれていくのです。
2.観察する力
・目線と口元の動きを見る
・人の体の向きに感情は表れる
・相手のクセの意味を理解する
・腕組みの意味を読む
口元は、相手が今どういう気持ちなのか、非常に読みやすい部分です。目のように頻繁に大きく動くことが少ない分、観察しやすいということも利点のひとつです。
相手が本当に自分の話に興味があり、面白いと思って集中して話を聞いている場合、口元の筋肉は自然にゆるみ、軽く歯が見えるか見えないか程度に、少し開きがちになります。相手に心を開いてリラックスしているときも同じ状態になります。
逆に、相手が自分の話に興味がなかったり、緊張しているなど、マイナスの感情を持っているときは、口はキュッと閉じられ固く結ばれています。「真面目にしておいたほうがいい」とか「ちゃんとして見えたほうがいいだろう」という意識が働くからです。
3.アセンブリを見極める
何かを空想するとき、現実的な問題を考えるとき、楽しいことを思い描くとき。
人のさまざまな思考や感情は、種類別にそれぞれ「位置」を持っています。
例えば、空想するときは右上、マイナスの感情は左下・・・・。
そのように、そのときの思考や感情に応じて、当てはまる位置へ目線が移ります。
その目線の方向に、相手がどんな感情を配置しているのか。
それを読み取るのが「イメージアセンブリ・リーディング」です。
アセンブリとは、「配置」という意味です。
4.条件付きにする
5.マッチング
心理学用語に「ラポール」という言葉があります。ラポールとは、「共感」「信頼関係」という意味です。
そのラポールを意識して作り出してしまおうというのが「マッチング」と呼ばれる手法です。
マッチングの方法は簡単で、基本的には相手のクセや動きを真似る、つまり同調するだけです。相手がグラスを取ったら、ワンテンポ遅れて自分も同じようにグラスを取る。
肘をついたら、さりげなく自分も肘をつく。
など、相手の仕草や行動を、ワンテンポ遅れて真似するわけです。
6.マーキング
最も相手に訴えかけたい要点やイメージを、なんらかの形で相手に意識されない程度に強調し、愛艇に暗示的に埋め込み、潜在意識に働きかける方法。
・アナログマーキング
ある一つの文章の中で、相手に伝えたいイメージの部分だけ強調させるために変化をつける。
・マーキングの方法
・声の大小
・声のトーン(高低)
・話す速度
・話す時の間
・姿勢/動作
・表情/目線
強調する単語のセレクトが成功の鍵。
買って欲しいからといって、「買う」という単語を強調しても駄目
7.話法
・初対面の相手には早口で話す。
同じ話をしていても、速度が違えば愛艇に与える印象かわる。
・初対面の相手になるべく早くしゃべる。
→ゆっくりしゃべると良いことなのか、それとも悪いことなのか一つ一つ考えながら判断されてしまう。
しかし早口でも饒舌にうまく話せるとなると相手は自然とき規約にまわざるを得ない。
・何度かあって信頼関係が出来ている人の場合
→ゆっくりしゃべって信頼を得るほうが好ましい。
・的確なタイミングを身につける
同じ話をするにしてもいいタイミングと悪いタイミングがある。
・息を吸う
→何かしらの思考が巡っている可能性が高い
・息を吐く
→言いたいことを伝え終わっている、何も考えていないなど受動的になりやすい。
息を吐いたタイミングで話すほうが、より相手を説得しやすくなる。
※飲み物を飲んだり何かを食べたりしている瞬間に相手に暗示を入れると、非常に効果的に効くということもある。
【感想】
自分の利益というよりも、人間関係がスムーズにいくように。と込められてる本で
そういうDAIGOさんらしい本は素晴らしいですし、なんか
将来的に、心理学部メンタリズム学科
という教育ができてもよいのでは?? と思いました。
★オススメ度★
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