【9割で人は動く】
第152回目は、『人は暗示で9割動く!』です。
相手とのコミュニケーションを上手くするためにはどうするかについての、いろいろな手法がが紹介されています。ざっくり載せておきます。
【 内容 】
・「わかってほしいこと」ほどスパッと言わない。
・暗示コミュニケーションの主役は
「表情」「声」「しぐさ」
・相手をリラックスさせるのが、心をつかむコツ。
相手の緊張をほぐし、安心させる。
心の武装をときながら効果的にメッセージを送る。
・不快な態度をチェック
・話すときに口を手で覆う
・髪の毛によくさわる
・腕組みしながら話を聴く
・アゴを30度くらい上げながら話してしまう
・笑顔のつもりで目つきが険しい
・人に暗示をかける絶好のタイミングは、相手がウキウキしているような状態である。
・暗示をかけるときは、少なくとも「3回」はくり返せ
・「説得」するより「行動」で示せ
・説得したいなら、信頼が先
・相手に与えれば与えるほど、こちらに返ってくるメリットも大きくなるのだ
・「次は気をつけろ」ではまたミスする
「今回はいいが、次は絶対にミスせず頑張れ」などと励ます上司がいる。しかし、そうやってハッパをかけると、たいていの部下は同じ間違いをくり返す。
「失敗したっていいんだお。どんどん失敗するんだよ」
このほうが、部下は肩の力を抜いて仕事をしてくれる
・「ありがとう」を戦略的に使え
「成功する人間関係」ギブリン著
・折り合えるポイントから決めていく
・はっきりと明言せず、曖昧にぼかせ
「○○さんと一緒に仕事をするのは、なんかこう、言葉ではうまく言えないんですけど、う~ん、とにかく、いいんだよなぁ・・・」
・「自己効力感」は大事である。心理学では、自分の運命は自分で切り開いて行けるという信念のことを”自己効力感“と呼んでいる。
・楽観的に生きれば幸運が訪れる
勤勉なアリではなく、陽気なキリギリスでいいのだ
【 感想 】
このの本で言う暗示とはセルフブランディングでした。
相手にどの様に受け止められるかを、言葉、表現方法、態度、表情などの様々な側面から相手へアプローチをすることでコミュニケーションを潤滑にし、自分の意見を通しやすくする等。
自己暗示も同様に、自分が有能であると思い込むことで結果に繋がりやすい精神状態を作り出します。
なので、自分が受けたい接し方や話し方、励まされ方を意識することで相手との間の心理的バリアを限りなく小さくし、コミュニケーション上の齟齬を減らすということ。親切に接することが第一歩と学びました。