トヨタのPDCA
筆者は、トヨタ出身のWebディレクターであり現在は上場企業のWebディレクターをしてます。
この本は、筆者の実体験を元に小説やストーリー性でPDCAを解説されてあります。
本が苦手な方にはオススメです。
【 要約内容 】
✴「Plan」
⭐視える化にする
・そもそも計画自体を立ててない人が多い
・計画を作るために、まずは現状の棚卸しにとりかかる
⭐白紙でものを見ろ
・計画を立てる際は、先入観を取り払うこと
・状況は常に変化するので、過去の成功にとらわれないこと
⭐非常識な目標を立てる
・時には達成できない目標を設定することで、アイディアを飛躍させる
・何かをする時は「何ためにやるのか?」を常に問いかける
✴「do」
⭐怒られたらサンキュー
・怒られることを受け入れられる人は、確実に伸びる
⭐巧遅よりも拙速
・考えても、実行が伴わなければら考えなかったと同じ
⭐不良は目の前に出せ
・責任追及ではなく原因究明に力を注ぐ
⭐ムリ・ムダ・ムラの排除
・「忙しい」という言葉に流されず、冷静に判断して「ムリ、ムダ、ムラ」を取り除く
⭐逆らわず、従わず
・大きな方向性では逆らわず、小さな部分では自分の頭を使って考える
✴「check」
・自社の中で物事を考えたら、小さな人間になってしまう
⭐評論家はいらない
・誰かの考えに反対するのであれば、「代案」
を出して次につなげていく
⭐三現主義
・checkの際は、現地・現物・現実
⭐モグラ叩きはしない
・実行結果に対して、取って付けたような解決策はタダの「モグラ叩き」である
✴「action」
⭐動くのではなく働く
・よく動いたとしても、働いたことにならない
⭐多能
・職場に必要な能力をなるべく多く身につけ、リソースが足りないときに補うなう
⭐離れ小島を作るな
・単独行動をさせると、改善点もわからないし、効果測定もできない
★オススメ度★
❇❇❇
1=捨て本
2=あまりオススメできない
3=普通
4=結構オススメ
5=死ぬまでに持ちたい本