潰れかけた動物園が復活できた理由とは?!
第16回目は、『旭山動物園 革命』です。
旭山動物園は、閉園間際までになるほどの来客だった。しかし、今は日本一の動物園と言われる程になった。
その手法と、園長の動物への想いと来客の皆様へのメッセージが熱く語られている本です。
【内容】
・見せ方の工夫(環境作り)
人間でいうと、計算が早く正確な人にはその力を発揮できる仕事を与える。
このように、動物も同じで得意な分野がある。
そのため、動物にも得意分野が発揮できる環境を作ったのこと。
例えば、アザラシは、泳ぐのが非常に上手い。
しかし、これまでの動物園では、アザラシは水槽の上からしか見ることがないため、どのように泳いでいるかわからない。
そのため、360℃、あらゆる角度から見えるように円柱トンネルにした。
他にも、
・入園者に語りかける
・高価なパネルよりも手描きポップ
・最新ニュースを伝える
・五感を使って、野生動物を知ってもらう
・動物側になって考える⇒人間を猫じゃらしにする
・動物にとって何よりもストレスのない環境
・死を体験してもらう
・「老い」を隠さない
等の数々の戦略があります。(ごく1部です)
【感想】
クラッソーネで、子供がおる方が多いので
動物園に行く時に知ってると便利と思い
経営のことと、動物のことも知れるので一石二鳥と思い、読んでみました。
内容として、経営のことのみだけでなく
動物園の裏側も知れて、動物園に行く時の視点が変わると思います。
例えば、動物園の予算はどうやって決めてるのか、来客の資金だけでどれくらい維持しきれているのか、そもそも動物園の役目とはなんなのか、なども知れるので
ぜひ、動物が好きな方や、今度動物園行く前にはぜひ、読んで見てください(^^)/
★オススメ度★
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