3分で解説 本の要約

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潰れかけた動物園が復活できた理由とは?!

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第16回目は、『旭山動物園 革命』です。

旭山動物園は、閉園間際までになるほどの来客だった。しかし、今は日本一の動物園と言われる程になった。

その手法と、園長の動物への想いと来客の皆様へのメッセージが熱く語られている本です。

 

【内容】

・見せ方の工夫(環境作り)

人間でいうと、計算が早く正確な人にはその力を発揮できる仕事を与える。

このように、動物も同じで得意な分野がある。

そのため、動物にも得意分野が発揮できる環境を作ったのこと。

例えば、アザラシは、泳ぐのが非常に上手い。

しかし、これまでの動物園では、アザラシは水槽の上からしか見ることがないため、どのように泳いでいるかわからない。

そのため、360℃、あらゆる角度から見えるように円柱トンネルにした。

他にも、

・入園者に語りかける

・高価なパネルよりも手描きポップ

・最新ニュースを伝える

・五感を使って、野生動物を知ってもらう

・動物側になって考える⇒人間を猫じゃらしにする

・動物にとって何よりもストレスのない環境

・死を体験してもらう

・「老い」を隠さない

等の数々の戦略があります。(ごく1部です)


【感想】

クラッソーネで、子供がおる方が多いので

動物園に行く時に知ってると便利と思い

経営のことと、動物のことも知れるので一石二鳥と思い、読んでみました。

内容として、経営のことのみだけでなく

動物園の裏側も知れて、動物園に行く時の視点が変わると思います。

例えば、動物園の予算はどうやって決めてるのか、来客の資金だけでどれくらい維持しきれているのか、そもそも動物園の役目とはなんなのか、なども知れるので

ぜひ、動物が好きな方や、今度動物園行く前にはぜひ、読んで見てください(^^)/

 

★オススメ度★