トヨタのキャッシュフロー戦略
筆者の丸山さんは、公認会計士でありトヨタやベンチャー企業のコンサルをしていた経験から
トヨタの経営戦略の特徴を載せてくれてます。
【 要約内容 】
⭐トヨタ生産方式とは、、、
付加価値を生まない活動・事象である「ムダ・ムラ・ムリ」を徹底的に排除する。
全ての工程において、後工程をお客様とみなし、必要とされる質・内容のモノ、サービスを必要なタイミングで必要なだけ提供する。
これは、ソニーやCanon、スズキも製造現場にトヨタ生産方式を取り入れた。
⭐トヨタの基本理念
①内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民を目指す
②各国、各地域の文化・慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
③クリーンで安全な商品の提供をしめいとし、あらゆる活動を通じて、住み良い地球と豊かな社会づくりに取り組む
⭐キャッシュフロー改善策
①利益を上げる
・現地現物で継続的に改善を行い、生産現場はもちろんのこと、あらゆる部門のコストを下げる
・地球環境にも配慮した魅力的な新車開発を行い、販売台数をアップ
②在庫を圧縮
・「在庫はキャッシュ」。余分な在庫をできるだけ排除するためこ業務改善運動を絶えず行う
・「ジャストインタイム」で自動車をつくりたいと言ったトヨタの精神を「かんばん」で実現
③売り掛け債権の圧縮
・ディーラーと協力しながら、回収サイト短縮を図る
④遊休資産の圧縮、新規投資の厳選
・自動車事業と関連性のない事業への投資は、基本的に行わない
★オススメ度★
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1=捨て本
2=あまりオススメできない
3=普通
4=結構オススメ
5=死ぬまでに持ちたい本