3分で解説 本の要約

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『死』とは何か イェール大学で23年間連続人気の講義

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第168回目は、『死とは何か』です。

友人に薦められて読んでみました。

イェール大学で23年間人気の講義らしいです。

かなり、哲学的で今まで読んだ中の本でも難しい本でした。読むのにも6時間はかかったと思う。 さすが、イェール大学の講義だなって思える本です。

 

どのような生き方をするべきか ?

“誰もがやがて死ぬ ”ことがわかっている以上 、この問いについては慎重に考えなければなりません 。

どんな目的を設定するか 、

どのようにその目的の達成を目指すか 、

念には念を入れて決めることです 。

もし 、死が本当に “一巻の終わり ”ならば 、

私たちは目を大きく見開いて 、

その事実に直面すべきでしょう 。

自分が何者で 、めいめいが与えられた “わずかな時間 ”をどう使っているかを意識しながら 。

          by.イェール大学教授シュリーケーガン。

 

【 内容 】

 

内容としては、あまりにも多くてまとめることができませんので

項目として話させていただきます。

10講義に別れています。

1.死について考える

キリスト教、仏教等の宗教に対しての死。

・心と身体は、切り離せれるのか

・今の自分と明日の自分は同じなのか

2.死の本質について

・死とは、いつのタイミングか??

身体の死or脳死

永遠と論文や〇〇説というのを使って答えがないのを議論してる感じです。ただ、筆者としても思うことが載せられており〇〇説とか使用して説得してます。

個人的に面白かったのが、

 

✩死ぬか死なないか以前に 、人生を台無しにしないこと。

⇒私の中には細かいことにこだわるところがあるので 、このような含みを持っているのは死ぬべき運命にあるという事実そのものではないことを指摘したい 。

仮に永遠に生きるとしても 、それでもやりそこなう可能性はある 。

人生が無限に長くても 、けっきょく 、耽るようになる特定の行動や活動のパタ ーンが 、依然としてあるだろう 。

そして 、その特定のパタ ーンが、

自分がとりうるもののうちで最善のものでない可能性が相変わらず残っている 。

だから 、死を免れないかどうかにかかわらず 、人生を台無しにしてしまう可能性 、間違った種類の人生を送ってしまう可能性は 、私たちの誰にもある 。

それを理解するには 、次の単純そのものの例を考えてほしい 。私たちが永遠に生きるとして 、一 、二 、三 、四 、五 、六 … …と 、未来永劫ひたすら数を数えて過ごす人を想像すると良い 。

それは 、たとえばもっと高度な数学をするのと比べて 、永遠の過ごし方としてははなはだ価値が低い 。

だから 、不死の人でさえ 、人生を浪費しうる 。だが 、そうは言っても 、もし私たちが不死ではなく死を免れないのなら 、人生を台無しにする危険はなおさら増えるように思える 。

なにしろ 、もし本当に永遠に生きるなら 、すでに一万年あるいは一億年を数を数えて過ごした後でようやく 、それが無意味であることに気づいたとしても 、いつでもやり直せる 。

もっと深く 、もっと価値のある数学に取り組み始める時間はたっぷりある 。

不死ならば 、やり直す機会がある 。新規蒔き直しの可能性が得られる 。

したがって 、必ず死ぬという運命が特別厄介なのは 、やり直す機会が奪われてしまう事実だと結論するべきだろうか。

だから、死ぬか死なないかの以前に

人生を何度もやり直してやりたい事をやればいい。

 

そして、また人生のやり直しが利かない過ちとは??、、、と永遠に議論が続く本です笑

 

【 感想 】

 

死について、こんなに考えられたのは初めてでした。

この前、ニュースにて死刑制度をどうするか議論がよくされてました。この本を読んで思って変わった事は

死刑制度いらんくね??

特に日本の場合は、尚更。 死刑になる犯罪が超多いなら死刑制度はありだが日本の場合は違うかなと。

死刑になるような人って相当珍しい人材なんですよ。だから、研究対象として残して置いた方がいいんかな?? と。

麻原彰晃とかね笑  なぜ、そういう思想になったのか、、、さらに

あれだけの人をコントロールするって相当優秀なんですよ。戦国時代だったら、大名になってたんじゃね?? と思うほど笑

もちろん、人を殺したやつは死んで当たり前。という意見もあります。しかし、そもそも被害者が死刑を必ずしも望んでるとは限らないし

犯罪者が死んで、悲しみが無くなることはないと思います。

あと、中国ってめっちゃ人口が多いので死刑になるほどの犯罪も多いんです。

そのため、中国の場合はそのような犯罪の人を人体実験にしてます。

そのおかげで、中国の医療技術は世界トップレベルになってます。日本の場合は、人体実験は倫理上どうこうと昔ながらの古臭い考え方をする方が気にするので一瞬で抜かれてしまいましたが。

医学部の友人も、言ってましたがカルテってドイツ語らしいんですが

なぜドイツかというと、戦争時代にドイツのナチスがバンバン人体実験をして医学が発達してドイツがトップに走ったためらしいです。

人体実験で、世界の医療が進むならいいんかなと。だから死刑制度ではなく人体実験制度が僕は推奨。笑

みんなは、死刑制度どう思いますか?