3分で解説 本の要約

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達人に変える仕事への心構えとは

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第31回目は、『凡人を達人に変える77心得』です。

野村監督が長年の経験で思った心得が載せられています。

 

【内容】

・仕事の本質は、単純作業の繰り返し

野球のバッティングは、バットを構えてスイングする繰り返し。守備は、捕球して投げる繰り返し。その意味でプロ野球では単純作業の技術屋である。

仕事でも、同様ではないのか。

・モノマネのプロになれ

プロ野球の世界で活躍した選手は、それぞれ独自のフォームを持っているが、その原点はモノマネから始まった。

仕事も同様にモノマネの達人が良い。

・長所が生かされる仕事やポジションを自ら求めよ

野球でいえば、足が早いならそれを活かしてゴロを打つバッティングを練習するべき。

イチロー選手が代表格。

仕事でも、生きていくためには短所を伸ばすことを重要だが、それよりも自分の特性を知り、それを伸ばしていけ。

・技術は限界があるが、頭には限界はない

野球でも、200キロの球を投げることは不可能。だから技術には限界はあるから頭を使用して結果を出せ。

・チームでは、リーダーを重要視

そのためには、リーダーには

8つの条件が必須である。

1.相手の立場から物事を見る視点

2.チームの将来に思いを馳せる想像力

3.時間を酷使して、自分を成長させるという気概

4.部下と本気で向き合う強い想い

5.チームを率いるのにふさわしい大きな器

6.正しい、人の育てかたや褒め方

7.失敗を正面から受け止める自責の意識

8.小事に気づく敏感さ

 

その他にも、チームとして部下をどのように接したらいいのか

等書かれておりました。

 


【感想】

とても、懐かしいと思える本でした。

野村監督は、体育会系のリーダー論のようなリーダーの素質や、あるべき条件など厳しく多く書かれていました。

僕も高校の時に、70人程の部員の主将をした経験がありましたが

この本を読んで当時の行動は間違ってなかったと安心できました。 目標を細かく掲げることや、優秀な後輩がタバコが見つかり坊主に強制されそうで部活をやめる等ありましたが、勝つためには必須な人のため、僕も主将として責任があったため、一緒に坊主にして笑い話にして引き止め、7年振りの県ベスト16まで行けた思い出がすごく浮き上がりました。

体育会系出身の方にはものすごく納得する部分や懐かしいと思えるような本だと思いますのでオススメです。

★オススメ度★