3分で解説 本の要約

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第159回目は、『ずるい考え方』です。

読んでいて、めっちゃくちゃ頭を使われる本です。

ずるい考え方=ルール違反、抜けがき、独り占め。とは違います。

ずるい考え方は、

●常識にとらわれず 、自由な発想を可能にする考え方

●最短ル ートで問題を解決する考え方

●お金や時間をかけずに目的を達成してしまう考え方

です。 岡山に住んでる21歳の知り合いの起業家がオススメしてたので読んでみました。

 

【 内容 】

 

・ラテラルシンキングを身につけるべき。

ラテラルシンキングには 、ロジカルシンキングと違って 、 「唯一の正解 」というものがありません 。

ラテラルシンキングのラテラル ( L a t e r a l )は 、 「水平 」という意味です 。

したがって 、ラテラルシンキングは日本語に訳せば 「水平思考 」ですが 、これはロジカルシンキングと違って 、水平方向に視点を広げる思考法だということです 。

視点を広げる際にさまざまな選択肢が生まれますが 、どんなものであれ 、問題の解決につながるものはすべて正解 。

答えが多ければ多いほうが望ましく 、あらゆる案に対して 「それもアリだね 」という態度をとる思考法なのです 。

要するに 、問題を解決するときに 、ロジカルシンキングで問われるのは 「過程 」であり 、ラテラルシンキングで問われるのは 「結果 」なのです 。

そひて、このラテラルシンキングを身につけるには、

1.疑う力(常識にとらわれず、そもそも〜とか、なぜ??とか)

2.抽象化する力

3.セレンディピティ

 

ラテラルシンキングの例。

N A S Aは 、無重力状態ではボ ールペンが使えないことを発見した 。

ボ ールペンは重力によってインクを送り出すため 、重力のない世界では文字が書けない

。そこで科学者たちは 、莫大な費用をかけて 、宇宙空間でも使えるボ ールペンを開発した 。

一方 、その頃 、ソ連では鉛筆を使っていた … … 。

ラテラルシンキングの能力は 、旧ソ連が一枚上手だったということでしょう。

そもそもボールペンの目的は文字を残すこと。

それなら、鉛筆でいいんじゃね?? しかもその莫大の費用と時間をかけるなら

他の時間費やした方がいいんじゃね?? という考え。

 

【 感想 】

 

めっちゃくちゃ面白くてクイズか多くて気づいたら強制的に考えさせられてました。

例えば、

あなたが家に帰ろうとすると 、駅前に移動販売のトラックが停まっていました 。

売っているのは産地直送のオレンジです 。

あなたは 、おみやげにしようと 2山ほど買いました 。

家に着くと 、ちょうど親戚の子どもが 3人 、遊びに来ていました 。

あなたはオレンジを子どもたちに分けてあげようと考えました 。

数えてみると 、全部で 1 3個あります 。

ケンカにならないように 、 3人の子どもに 1 3個のオレンジを公平に分けるにはどうしたらいいでしょうか ?

⇒本の答えだと、

1.4個ずつ、分けて余った1個を3等分する。

2.計りを使って、同じ重量ずつ分配する。

1と2は、ロジカルシンキングとの。

3.ジュースにしてわけてしまう。

これが、ラテラルシンキング。

 

僕だったら、4個ずつ分けて、余った1個を種を植えて増やしてから分ける。だって、増えるし

今我慢すればいいじゃんってなってしまう。どうしても増やしたくなる性格なんかな。

勿論、実らないというリスクもあるが。

皆さんは、どういう発想しますか??