人生まぁいいか。1度降りてみる。
第158回目は、『まぁいいかぁ。』です。
筆者は、瞑想家であり、エッセイストです。
題名をみて、この本でまぁいいかと思って選びました。
【 内容 】
・気分転換になるコツ
子どもは気分転換が早い。
さっきまで、大泣きしていても、数分後には、大笑いしています。
悔しいことや残念なこともすぐに忘れて、次の新しい遊びに向かっていきます。
気分転換の達人ですね。大人になればなるほど、同じ事柄に執着して、悪い気分を長く持ち続けてしまう。
気分転換が下手になっているとのこと。
子どものような気分転換の達人に、もう一度なるべき。
では、大人になると、どこが子どもと違うのか。
それは「問題」に対して、なんとか「答え」を出そうと考え続けているところ。
そして、たまたま「答え」の出ない「問題」を考え始めると、それはいつまでも続く「執拗な考え」になってしまうというわけです。
ちなみに、「答え」の出ない問題とは、
①「不可能なこと」
②「わからないこと」
③「矛盾したこと」です。
例えば、「あんなことをしなければよかったのに」は、 ①「不可能なこと」です。
過去は変えられません。
「心配で心配で胃がキリキリ痛む」は、 ②「わからないこと」です。
未来のことは誰もわかりません。
子どもは、答えが出なければ、同じ考えに飽きてきますから、「まぁいいかぁ」と早々にあきらめてしまいます。
そして、もっと面白いものはないかと、ほかのことに好奇心を持っていってしまう。
すると気分が変わります。ですから、大人も、答えの出ない問題を考え始めたと気がつけば、
そこから抜け出せばいい。
抜け出し方は、「答えが出なくても、まぁいいかぁ」と言ってみるのが有効です。
また、その執着をなるべく早く手放せるように、日頃から、練習しておくことも大切です。練習とは、つまり、「答えのない問題であることに早く気づくこと」と、その「答えを出そうと、いつまでも頑張らないこと」です。
「答えの出ないこと」は「考え続けない」。
気分転換の秘訣です。
【 感想 】
結構、軽いことが書いてあるのかなって思って読んでみましたが
真面目でしっかりとロジックでした。
筆者がウサギとカメの話で亀のように頑張らなくていいよ。と言っており、とっても納得してしまいました。
ウサギとカメの話を聞くと、就活の時を思い出します。楽天の役員最終面接で、今でも1番最初の面接だったため鮮明に覚えてます。
いきなり、『はるたさんは、ウサギとカメどっちですか??』
と言われて『この人たちぶっ飛んでる笑』と今でも心の中でも覚えてます。
本当に、僕はウサギとカメ両方が嫌だったので調子に乗って
『ウサギとカメは、嫌です。ただ強いて言うなら、ウサギとカメの両方を仮備えたハイブリッドの生き物ですかね。』と言いました。笑
さらに、そもそも世間ではカメが賞賛されているけど、僕はあのカメは賢明ではなくて賞賛できない。勝てる相手ではないと思って、相手のアウェー戦に挑む事が良くないから。
まるで、ランボルギーニに乗ってる人が馬車の人に走りを勝負しよう。と言って馬車の人がその勝負にのったもん。
だから、御社も一般企業が参入できない携帯へ行こうとしてるんですよね?!と。
皆さんだったら、ウサギとカメなんて答えますか??ฅ•ω•ฅ