3分で解説 本の要約

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【星野リゾート】トップも知らない星野リゾート

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第92回目は、『トップも知らない星野リゾート』です。

国内外約40拠点で旅館やホテルを展開する星野リゾート。成長を続ける秘訣は「フラットな組織文化」

星野佳路代表が「知らない」あいだに、

なぜサービスの質が向上するのか?

なぜ、星野リゾートは人気なのか。

なぜ、そこまで大きい会社になり

なぜ、成長し続けてるのか。

なぜ、星野リゾートは他のホテルと違うのか。

と取材を通して、また経営者の星野さんのインタビューで載せらています。

 

【内容】

 

結論 『フラットな組織文化』があるからです。

それ+社員一人一人のモチベーションが高いとのこと。

 

そこで、星野さんがとったのが

社員に『自由』を与えること。具体的にいうと、自ら発想し、発言し、行動できる自由のことです。

指示を受けてこなす業務ばかりや、自分の発想を表現をする機会がなかったり、表現や行動が不利益につながる可能性がある環境では

社員がつまらくなり、辞めてしまいモチベーションも下がってしまう。とのこと。

そのため、フラットな組織をつくったとのこと。

よく、うちの会社もフラットです。と仰る会社が多いですが、本質が異なるとのこと。

本当のフラットとは、

例えば

1.会議で議論する時に、誰がどんな意見であっても全く気にせずにお互いに正しい議論ができる

2.社内の情報の流れに規制がない。

3.社員は、発想や議論にアクセスしたい時に誰でもいつでもできる

4.オフィスを見渡しても誰が役所なのか分からない

5.会議で座る位置が決まっていない。参加者は好きな席に座る。

等のこと。

星野リゾートは、

これを全て現場でも取り入れて、現場主義にしてる。

青森県にある星野リゾート奥入瀬渓流ホテルでは、苔見学が大ヒットした。

実は、これも現場主義だからこそできた。

現場のホテルマンが苔が大好きで、他の人にも苔を見学してほしい。との想いがあり

考えた。ただ、星野さんもそれを聞いた時は辞めた方がいいと思ったが、本人のやる気と現場主義を取り入れてるため信じた。

そしたら、知らない間に大ヒット。

他にも、沖縄の運動会、軽井沢の結婚式、北海道の雲海テラス、京都の温泉等

全て現場の方が決めたこととのこと。

そして、ホテル支配人も実は

立候補で決めるとのこと。

立候補者は、誰でもでき

やる気があり、何かその理由があるならば

毎年2回、大きな会場を借りて

皆様の前でプレゼンをして

投票と審査員のご判断で支配人になるかどうか決まる。

星野さん曰く、

『多くの企業では、経験不足でポジションにつくには、まだ早い。と判断しがれちだが

星野リゾートではあえて任せることでポジションに育ててもらうとのスタンスをとってる。

そもそも、人の能力は未知数であり、上司の立場から一方的に、しかも未来のポテンシャルを現状から正しく判断するのは難しい』

それが、究極のフラットだ。とのこと。

 

そういった制度があることで、ここまで大きく成長したり

他のホテルとの違いがあるとのこと。


【感想】

 

事業を立ち上げたい僕にとっては面白い発想だったり制度があると思った。

自由という言葉をキーワードにすることが、凄いなぁ〜って思いました。

確か、世界の国歌で1番多く出てくる言葉が、

自由。とどっかで聞いたことがあるので

世界中の人の共通欲望にも近いのかな。って思った。 人によって、自由の意味具合は異なると思いますが、とても参考になりました。

 

★オススメ度★