【面白い】ほどわかる!! 哲学の本
第88回目は、『面白いほどわかる 哲学の本』です。
そもそも哲学とは??
と始まり、その後
西洋の古代、近代、現代の哲学
東洋の哲学、心と人間関係の哲学、現代の生きる私たちの哲学へと説明されています。
【内容】
なぜ、遥か昔の哲学を現代は、学ぶ必要があるの。
今から千年以上前もの人々が考えたことが、現代の私たちの何に役に立つのか。
その理由は、2つあるとのこと。
1.時代遅れで見当違いのものとして、真面目に取り合わないもの。
2.名高い本や、哲学者に尊敬の念を抱き、
ひたすら崇拝するという態度です。
ラッテルは、これらの態度は両方とも間違ってるという。哲学への適切な取り組みをしめしました。 過去の哲学者について学ぶときは
まず、その意見に従うとどうなるか
と考えます。 そのあとで、出てきた結論を批判してみるのです。その根拠を、ラッテルは2つ上げています。
1.時を超えて名が知られ、研究に値すると思われる哲学者は、何らかの優れた知性を持っていたと仮定してよい
2.どんな人も、人間である以上完全無欠な真理に到達したはずがない
この指摘を心に留めておくことで、過去の哲学遺産を正しく受け継ぐことが可能とのこと。
※ラッテル
ケンブリッジ大学で初めは数学を、次いで哲学を学んだ。その後、数学を論理学で基礎付ける工事で、分析哲学に大きく貢献した。
【感想】
読んだ後に変化したが1つありました。
それは、
本を読む前は、哲学についてあまり考えたことがなかったが
読んだ後は、哲学について考えるようになり
そもそも〇〇とは、、、なにか、、、と疑問を持つことが多くなった。
あとは、歴史人物を学ぶことは楽しいなぁ〜。と。
★オススメ度★
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