【トヨタ物語】強さとは自分で考え、動く現場を育てる事だ
第186回目は、『トヨタ物語・強さとは自分で考え、動く現場を育てる事だ』
トヨタさんは、とっても好きです。最近NEWSで話題になってたし、1年に2回会うかどうかの就活の師匠がトヨタの総合職にいるので今度
久しぶりに会うために読んでみました。
【 内容 】
トヨタは、戦後アメリカのビッグ3が日本市場に本格参入したら潰れると本気で危機感を抱いていました。
だから、ビッグ3に対して極小のトヨタが生き残るために、必死で様々な工夫をしてきました。
そのひとつが、このトヨタ生産方式。
トヨタ生産方式とは、一言でいえば
ジャストインタイム。でムダをなくしまくって
そもそもそれいる?? と疑い徹底的に現場にこだわった制度である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%96%B9%E5%BC%8F
物量でも資金力でも規模でも圧倒的に劣るトヨタが生き残るには、人の知恵を最大限引き出すしかないと考えたのです。
そうして一定の成功を収めたトヨタ。
トヨタ生産方式を作った大野氏は、下記の言葉を残してる。
「人間は自由度を与えると、仕事をしたくなるんですよ。トヨタ生産方式は強制ではなく、自由を与えるものです。だから生産性が向上したんですよ。」
って感じで、まとめるのが難しい笑
要は、あらゆる角度からトヨタ生産方式とは何であるかが分析されている本で
トヨタ生産方式は、現場での試行錯誤プロセスや実践の過程で体得していくものだよ!!
と教えてくれる本です。笑
【 感想 】
トヨタさん、大丈夫かな?? とずっと最近思うようになりました。特に
静岡にてらコネクティッドシティを作る!! と言い出してから。笑
これ、物凄いディスラプションが起こることは間違いないし、どう対処しきるんやろ??笑
って。
トヨタさんはドデカい荷物を抱え込み過ぎてるので、、、例えばサプライチェーンやディーラーはいらなくなるのでどうするやろ。
以前に、トヨタ総合職の師匠に聞いたら、容赦なく切り捨てると言ってたが
僕はそう簡単にできるとは思わない。今までパートナーとして繋ぎ上げてきたものを切り捨てるのはしんどいだろうし、無理なんちゃう?
世界がドンドン電気自動車へなってしまって、今までのトヨタの強みであったサプライチェーンが弱みになってしまった。そもそも電気自動車って誰でも参入できるんです。(モーターと電気さえあれば。あとは部品が1万ほど。
それに比べてガソリン車めっちゃくちゃ参入できなくてエンジンを作るのに超絶研究費がかかるし、今は排ガス規制とかうるさいから本当に技術がいる。部品も3万もいるからその分部品を作る会社も必要。)
自動車王国のEU圈では、2040年までにガソリン車廃止。イギリスでも2035年までに禁止。アメリカはテスラの影響でもう
電気自動車モードに移ってきてる。テスラなん、電気自動車会社ではなく、バッテリーマネジメント会社で家庭用蓄電池とかソーラーパネルとかの方やから。フランスではルノーが政府特殊企業のため国の支援で国民が実は毎年1万程払えば電気入れ放題とかある。笑
こういった考慮を踏まえて、今後トヨタさんがどう変わっていき、どこまで対処していけるのか期待したいです。