これからの日本が成長していくには、、、
第49回目は、『日本 再興戦略』です。
落合さんは、皆さんが知ってるように
29歳という若さで、筑波大の学長の補佐であり、もちろん教授でもあります。
さらに、日本学術の研究者かつアーティストでもあります。
その落合さんが、AIや自動運転の中でこれから
日本は、どうすれば残っていけるのか、、、
また、政治家たちはどのようにするべきなのか、さらに日本でこれから活躍できる人材はどのような人なのか考えられています。
【内容】
かなり、内容は
盛りだくさんなので、今後5Gによって
日本に起こる変化をまとめたいと思います。
まず、5Gについて簡単に説明すると、5Gというのは、次世代通信システムのことです。
現在は4Gですが、これが5Gになると、通信速度が100倍になり、容量が1000倍になると言われています。
この5Gを日本は2020年から東京で開始する予定となっています。
※韓国では、すでにスタートしてます。
次世代通信システムである5Gによって、落合陽一さんが考える日本での変化を3つ紹介したいと思います。
その3つとは、次のとおりです。
1.自動運転車同士でのコミュニケーション
2.3次元のリアルタイム中継
3.触覚伝達
1.落合陽一さんは、2025年くらいになると、日本でも自動運転車がある程度走っているのではないかと予想しています。
そして、5Gにより高速で情報を伝達できるようになると、車同士でコミュニケーションが取れるようになると言われています。
自動運転車同士で、今どこをどれくらいのスピードで走っているのかをリアルタイムでやりとりすることで、交通渋滞や事故を防ぐことができます。
警視庁の調べによると、平成29年における交通事故の死亡者数が3,694名ということですので、自動運転により、交通事故での死亡者が減ることが期待されます。
2.5Gによって、容量の大きいデータを送ることができるようになるので、動画のリアルタイム中継の可能性が広がると言われています。
現在は、YouTubeなどの生配信は、wi-fiが繋がっているところでないとキビシイですが、5Gにより、高画質かつ遅れを感じることなく配信が可能になるようです。
また、それだけでなく、専用のゴーグルをつけることで、3次元で中継を楽しむことができるとされています。
例えば、サッカーでは、審判にカメラをつけることで、審判目線でサッカーを観ることができ、臨場感を感じながらより一層試合を楽しめるようになると考えられています。
この専用のゴーグルが普及することで、現在天下を取っているスマホが姿を消す可能性もあります。
3.今は、タブレットなどにペンで字を書く時、多少の時間差があるかと思います。
これが5Gになると、ほとんど遅れがなく、紙に文字を書くのと同じ感覚で書けるようになるようです。
他にも、ロボットを使って離れた場所から手術を行う「遠隔手術」や、看護師が患者が乗っている車イスを離れた場所から操作する「遠隔介護」も可能になります。
遠隔手術や遠隔介護での1番の問題は、「通信の遅れ」と言われており、5Gによりこの問題が解消されると、人手不足の問題の解決にもつながります。
他にも、かなりたくさんの
予想や日本の政治家は、こうあるべき
など数々あり面白かったです。
【感想】
この本は、かなりオススメです。
今後の、世界がどう変化して日本はどうなるのかと書かれており
とっても面白かった。 さらに
今後活躍される人材は、
2つの能力であり
1.ポートフォリオマネジメント
2.金融的投資能力
この2つの能力がある人材が活躍されて
さらに、リーダー2.0(全体的に能力がバランスいいのではなく突発的に何かが優れている)という素質の方もいいとのこと。
落合さんは仰ってて
とても説得力があり論理的で納得して
とにかく面白かった。
★オススメ度★
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