3分で解説 本の要約

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住まいの価値は、庭で決まる

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第134回目は、『住まいの価値は、庭で決まる』です。

 

外から家を見た時に、最初に目がとまるのは庭です。そのため庭の印象で家の印象を決めてしまうこともあります。しかし、

多くの方は、家づくりにおいて

庭は最後にプランニングされがちです。そのため建物に予算を取られ、庭にかけられる予算はドンドン削られる傾向がある。

そのため、多くの方に庭の重要を知って欲しいと筆者は庭がどれだけ、重要かどうか載せられています。

 

【 内容 】

 

・家の寿命は、30年。

家の寿命は、30年であり一般的な住宅ローンの返済期間は35年です。下手をすれば、住宅ローンを払い終わる前に、家の寿命が尽きてしまうこともあるのです。

それなのに、家にお金はかける割に寿命が短い。では、どうしたら満足のできる家づくりができるのか、、、

それは、家を囲む庭に力を入れることです。

なぜなら、経年劣化する家とは反対に

植えた直後から庭の植木は成長をはじめ、年を経るとともに美しく成長します。

また、よくあるのが

白い壁のお家。最初はとても綺麗な白壁のお家だが経年が経つにつれて汚れが目立ちます。

しかし、立てた時に植えたシンボルツリーは大きくなり経年劣化して汚れた白壁を隠してくれてカバーしてくれます。

また、風格のある門構えには誇らしさを感じ、美しく成長した花々で満たされた庭に心が癒されます。 

では、その庭づくりのために注意するべき点を上げていきます。

① 自分たちのニーズ、イメージを固める。
プロに相談するにしても、方向性は自分たちで決めること。その時に重要なことは、建物との一体感です。

②家族とイメージのすり合わせをする。
特にご主人と奥様の意見を一致させることが大切です。建物は白と濃いブラウンなどのコントラストが強い、シャープモダンなイメージなのに対してエクステリア、門扉や門壁はやわらかい曲線を使用してほしいというようなバラバラなイメージを伝えていらっしゃる場合があります。
例えば、建物は黒と白のモノトーンでスタイリッシュなのに、門扉はアースカラーナチュラルイメージにしたいという方もいます。これらの問題の多くの場合、夫婦の意見の不一致によるものです。
その結果、最初から、建物と庭、トータルでプランニングしなければ家作りは中途半端なものに終わってしまいます。
③予算を決め、優先順位を決める。
庭づくりにかける予算を決めます。叶えたい要望が多い場合は、どこまで予算内で実現できるかわかりませんから優先順位を決めておく必要があります。

④イメージを担当者に伝える。

⑤敷地をトータルで見て計画を立てる。
敷地全体としての配置計画を練る、そのためには将来を見越した、自動車や自転車、オートバイなどの保有台数。ファサードのイメージ、物置は必要かどうか、ゲストをどうお迎えしたいのか、勝手口の利用具合などもあらかじめ伝えておく必要があります。

⑥資金計画を練り、時系列で整理してみる。
全体の予算を考え、資金配分をするとともに、
予算によっては、一度にすべての工事をすませてしまうのはなく2回、場合によってはそれ以上の段階を踏んで、庭のプランニング・工事を行うことも考えましょう。
ただ、その場合も、全体配置と、最終的にどんな庭に仕上げるのかというゴールイメージは最初から相談して決めておくことが必要。
そうすることで、ただ中途半端な状態というのではなく、すべての工事が完成しない間もそれほどおかしな状態にはならないようにしておくことも可能とのこと。

また、将来の介護を見越してスロープを付けられるようにするなど、イメージできる範囲で変更ができるように計画しておくことも大切です。

⑦設計・施工
庭づくりの担当者がプランを落とし込んだ設計図に沿って説明を聞き、検討する。
要望があれば伝えて、修正してもらいます。この時、専門用語についても、わからないままにしておくのではなく、質問してみることが大切。

 

【 感想 】

 

単純に、面白かった。

家づくりでは、どれだけ庭・エクステリアが重要かわかる本ですので

気になった方は読んでみてください。