3分で解説 本の要約

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【嫌われる勇気】アドラー心理学

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第178回目は、『嫌われる勇気』です。

2013年に発売され、日本で本が売れない時代に200万部突破した程で、辛口でもあるホリエモンさんでさえ絶賛してたので気になり読んでみました。

 

【 内容 】

 

結論、、、我々の悩みは全て人間関係。という前提があり

それを無くすには、承認欲求を無くす必要がある。

ポイントは、大きくわけて3点です。

1.原因論の否定、全ては目的論

⇒人の行動に、原因は無くて目的があるからである。要は目的があるから行動してるのである。

例えば、あなたは

若手のサラリーマンが上司にめっちゃくちゃ怒られてるシーンを見ました。

あなたなら、なぜだと思いますか??

ほとんどの方なら、若手がミスをしたからかな? と思います。

しかし、アドラーはそれを全否定してます。

ミスをしたという原因があるからではなくて、

上司が若手に自分に歯向かわないようにしたい。上下関係を若手に見せつけたい。という目的があるから怒ってると

心理学的にアドラーは言ってます。

そのため、原因とか暗い過去に縛られるな。と。

2.課題の分離

⇒自分がコントロールできることは一生懸命にやって、コントロールできないことは考えるな。

例えば、馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。

馬を水辺に連れて行くことは、自分の課題であり、ごくごくと水を飲むかどうかは、馬(他人)の課題であるということ。

だから、気にするな!! と言ってます。

だから、全ての課題を解決しようとするのではなくて

自分の課題だけに全力を尽くして、ほかはシカトした方が効率もよいとのこと。

3.タテの関係を作るな

アドラー心理学的にはタテの関係を作らずに横の関係を作れと。

なぜかというと、承認欲求の刺激に繋がって

承認欲求の奴隷になってしまうから。

そのために、常に褒めるよりも感謝を大事にする。

だから、何か相手にしてあげたらその際に絶対に感謝されないと思っておればいいとのこと。

相手が感謝するか喜ぶかは先程の相手の課題なので自己満でいいとのこと。

 

 

【 感想 】

 

頭をガツンと殴られるぐらいの衝撃がありました。人生観が変わる本はたくさんありますが、

この本は本質を理解できれば衝撃を受けます。

特に、日本は承認欲求の国で他人を気にしてしまう文化があるのでオススメかなと思った。

しかし、ん?? それはどうなん?

って部分もたくさん出てきます。笑

インパクトが強い分、時に毒にもなる本ですし、スキミングや取捨選択をして

自分がハッピーになれる手段としてオススメです。