3分で解説 本の要約

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なぜか、まわりに助けられる人の行動とは

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第100回目は、『なぜかまわりに助けられる人の心理術』

 

人間は、少し頑張りすぎて

人に頼まれてしまったら、断ると嫌われるのではないか、、、と思い引き受けてしまうことがある。

と話題になった、アドラーの嫌われる勇気。

そこで、自分から頼むこともなく、頼まれることもなく

まわりに助けてもらうにはどうしたらいいのか。 心理学的に載せられいます。

 

【内容】

 

助けてもらうには、大きくわけて3つのルールがあります。

1.尽くさすぎない

2.強がらない

3.頼まない です。

 

1. 誰に対しても尽くすことで「良い人」と思われたい、と思う方は多いはず。

しかし、尽くすことによる「良い人」は持続しないのです。

最初はもちろん感動するかもしれません。

ですが、後々 「良い人=どうでも良い人」という負の方程式が完成されてしまいます。

では、どうしたらいいのか、、、

自分の行動にランダム性を付けてあげる。

例えば、彼女が手料理を毎日振る舞うのではなく、「ジャンケンに勝てたら」

月曜日、水曜、金曜日のみとか。毎日当たり前のようにすれば、それが当たり前になり

逆ご飯が今日は遅いなぁ〜とか文句が付けられるようになります。

そのため、ランダム性をつけましょう。

この心理を使用してビジネスをしてるのが

ギャンブルです。

負けると分かっていながらも「勝つかもしれない…負けるかもしれない」というランダム性を上手く脳に刺激しているから止められません。

刺激を受けることによってドーパミンという快楽ホルモンが分泌して、やる気も集中力も向上します。

 

2.強がらない

 

これは、心配させる、弱みを見せるとも言い換えられます。

誰かを助けてあげた、誰かの役に立ったという精神的な充足感が、その人を幸せな気持ちにさせ、自己重要感を高めるのです。

うまり、強がって自分のことを何もさせてあげないと、まわりの人は「自分は必要とされていない」と無力感を抱くことになります。

つまり、「支えさせてあげる」ことが大事です。日本には理想的な人間関係を表すのにぴったりな言葉があります。

それが「持ちつ持たれつ」です。

ただし、間違えてはいけないのが、「やってもらって当たり前」とは思わないということです。

仕事上の上下関係で言えば上司が部下に頼んだ仕事をするのは当然のことかもしれません。

ですが、そこで「よくできているね」というのは、アドラー心理学でも決してしてはいけないことだとされています。

なぜなら、そこに相手を評価するニュアンスが含まれているからです。

つまり、上から目線で評価するのではなく、横から目線で「私はあなたを必要としています。本当にありがとう」と、感謝の気持ちを伝えるのです。これをアドラー心理学では「勇気づけ」と呼びます。

 

3.頼まない

「頼まない」と言われると納得できないかもしれません。

どういうことかと言うと、そもそもなんの見返りもなく正面から正攻法で頼むのは気が引けるし、相手にお金が無かったり、忙しかったりすれば、簡単に断られてしまうのではないでしょうか。さらには、嫌われてしまう可能性もあります。

こうなると、ここで目指す「まわりにいろいろやってもらうのに、なぜか愛される人」という定義からかけ離れてしまいます。

私たちが目指すのは、「やってください」とお願いする人ではありません。

「この人のためにやってあげたい」「この人のために何かやってあげると気分がいい」と思わせる言動ができる人です。

頼まれたわけでもないのに自分が勝手にやってあげた、という事実があればこそ、人は「これだけやってあげたのだから、自分はこの人のことが好きなのだろう」と、脳内で認知的不協和の解消を行うのです。

では、具体的にどのようにすれば「この人のためにやってあげたい」と思わせることができるのかというと、ひとつのテクニックとして、「お願い」と言わずに相手が望むビジョンを暗示し、イメージをさせるということです。


【感想】

 

今すぐ実践してみたい、そんな気にさせる本だった。特に恋愛においては、女性は男性に助けてもらって素直に感謝した方がお互いの為になるということは知っていたので、スムーズに抵抗なく読み進めることができた。尽くさないけど、だからと言って全く何もしないわけでもなく、ランダム性が大事…目からウロコでした、、、笑

 

★オススメ度★