【町工場の全社員が年収600万以上貰える理由】吉原 博 | 3分で要約
第230回目は、『町工場の全社員が年収600万以上貰える理由』です。
吉原精工は、創業40年の町工場です。社員数は7人。そして、基本労働時間は8時30~17時。
1日7.5時間。週休二日制で年末年始やゴールデンウィークは連続10日間。ボーナスは、夏・冬とも手取り100万円です。
なぜ、このような結果が出せるようになったのか? その経営のノウハウが載せてあります。
【 内容 】
鍵は、、、
꙳★*゚残業ゼロにしたこと꙳★*゚
①週休二日制と年3回10連休を導入
長い休みを社員がとる事によって、社員満足度は高まり優秀な社員も集まりやすくなる。
②残業ゼロを徹底的に
残業をゼロにしたら、仕事が効率化し、ミスも実際に減少した。
社員たちは、時間を有効に使い、常に効率化を考えて作業するように考えるようにもなったとのこと。機械を動かす前の段取りも、以前なら1時間ほどかかっていたものが、たった5分で終える社員もいたほど。そして、指示待ちもミスも減少した。そして、17時に仕事を終えたら車でさっさと帰宅し、18時にはみんな風呂から上がり、プライベートを楽しんでるそうです。
会社としても、この効率化によりコストが低下し、競争力がアップ。
そのためには?!
『残業代込みの給料にした』
残業代込みの給料にしたことで、社員はいかに速く仕事をして効率を上げて生産性を上げれるか考えるようにします。
そのため、無意識に残業をしようが定時に帰ろうが給料には変化しないため残業ゼロを目指しもします。 残業せずに帰る人が増えれば、会社の中で【残業をしている人は仕事が遅い】という認識が生まれてダラダラしながらがなくなります。
しかし、残念ながら、今の日本では全く逆の考え方が多い。
・遅くまで頑張ってる人は偉い
・他の人が残業してたら帰りにくい
・上司がいる合間は退社できない
こういった狂った考え方は無くさなければならない。経営者の中でこのやり方で本当に残業を減らせれるのか? と思うが『まず、始めてみればいい』
③ボーナス100万円で若手社員が育ち、定着した
うちでは、社員一律100万円です。なぜなら、全社員が『部長』という地位をあり
フラットな関係です。 そうすると、精神的に一人一人が仕事へ責任を持つようにもなる。
だから、上下関係もありません。
ただし、ボーナスの条件は必ず利益がでたらと言っており、毎月の売上を社員全員が見れるようにしてます。
そうすると、ボーナスが貰えるように一人一人が売上を上げようと必死に生産性やモチベーションが持ちます。
その他は、広告の仕方等ありました。
【 感想 】
吉原さんは、無意識にその制度を思いついてやったのか、
それとも勉強して実践したのか分かりませんが
彼が言ってることは科学的にエビデンスがある行為を行っておりビックリしました、、、。
残業が少ない人ほど
幸福度が高い人が多かったり会社の利益率が高い等、、、
自己啓発本とかで、たまに
『俺はこれだけ働いたから、こんだけ営業成績がとれたんや!!』っていう人がいますが
それ、当たり前じゃん!!って笑
12時間働いて、12万円稼ぎましたよ。という人と
1時間働いて、1万円稼ぎましたよ。という人がいたら 僕だったら後者の方に投資しますね。
後者は、残りの11時間の可能性があるわけだしって。日本が先進国で1番生産性が低いのは古くからのそういう残業が多いからっていうのも一理あると思うしって