【権力を握る人の法則】
第 289回目は、【✨権力を握る人の法則✨】
筆者のジェフリー・フェファーさんは、スタンフォード大学ビジネススクール教授の方です。
専門は、組織行動学。
この本は、会社で出世するには、何をどうしたらいいのか? コネの作り方から人脈の開拓法、権力者らしい話し方、周囲の評判を上げる方法、不遇の時代のやり過ごし方まで載せてあります。
【 要約内容 】
⭐権力を手にするための7つの資質
①決意
何事も大成するためには努力と勤勉と根気が必要である。
そして、努力を続け、必要とあらば犠牲をも払うためには、強い意志が欠かせない。
②エネルギー
エネルギーは、3つの点で影響力の拡大に寄与する。
1.エネルギーは、怒りや満足感と同じ伝染する性質を持つ
2.エネルギーと時間を投じれば、何事であれ達成できる可能性は高まる
3.上司は、エネルギッシュに働く部下を昇進させることが多い
③集中
集中と1口に言っても、やり方は何通りかある。まず1つは、1業種あるいは1企業に的を絞ってキャリアを形成すること。
④自己省察
内省や反省なしに学習や成長はありえない
⑤自信
自分に自信がなくしっかりと自己主張ができないと、給与だけでなく何事でも不利になりやすい。
⑥共感力
目先の関心事や自己の利益にとらわれると、他人の立場でものを考えられなくなってしまう。
そうなると、周囲を味方にすることはおろか、敵に回さないことすら覚束なくなる。
⑦闘争心
多くの研究で、闘争心がないと権力を握ることは不可能とデートがでている。
⭐権力を握る方法
◻️頼み事をする
◻️愛されるより恐れられよ
◻️人に好かれるように
◻️好き嫌いよりも自分のキャリアを考えよ
◻️人間は、忘れ、そして許す
◻️時間と関心というリソースを提供する
◻️ちょっとした手助けが実を結ぶ
◻️社内外にコネを作る
◻️組織のステータスを活用
⭐ネットワーク作りの秘訣
①社内の知り合いを作る
②社内の人脈を維持する
③社内の人脈を活用する
④社外に知り合いを作る
⑤社外の人脈を維持する
⑥社外の人脈を活用する
⭐力を印象づける振る舞い
①聴衆を意識する
②後悔や失望ではなく怒りを示す
③外見や動作に気を遣う
④記憶を手がかりに感情を呼び起こす
⑤舞台装置を整える
⑥準備の時間をとる
⑦相手の話を遮る
⑧説得力のある言葉を選ぶ
★オススメ度★
❇❇❇❇❇
1=捨て本
2=あまりオススメできない
3=普通
4=結構オススメ
5=死ぬまでに持ちたい本