3分で解説 本の要約

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第161回目は、『新世界』です。

彼の考え方が素晴らしく読みたくなりました。彼の『お金』に対する思考が載せられてます。

 

日本では、外 に出ようとすると必ず村八分に遭う。

また、多くの人が自分の自由に自主規制を働かせて生きているから、自由に生きようとすると、必ずバッシングの対象となる。

その根底にあるのは、『俺も我慢してるんだから、お前も我慢しろ』だ。

夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。

挑戦する以上、この道は避けて通れない。なんて生きづらい国だ。

でも、大丈夫。キミは、キミの最初の1歩を決して諦めることはない。僕が証拠だよ。

あれだけ、世間で叩かれても生きてるでしょ?

だから、大丈夫だ。 一緒に勉強して踏み出そう。

そのためには、『お金』だ。今の時代、お金に関することが大きく変化した。ほとんどの人がこの変化に気づいてなくて、変化に乗り遅れた順に脱落している。キミに守りたい人がいるなら、この変化を正確に捉えるだ。

                                    by 西野亮廣

 

【 内容 】

 

もともとは、歴史的にみてお金は

物々交換⇒貨幣経済⇒クレカ(信用経済)

と変化した。

そして、現在はこの信用経済がアップロードされた。

2016年。SMAPファンが、クラウドファンディングで資金を集めて、新聞1面を買い取り

『私たちはこれからも応援し続けます』というメッセージを届けた。

この時に、集まった資金は、なんと

3992万5936円。しかも、発信者は知名度も何も無い2人の会社員だ。

これは、そのファンの熱い想いの信用があったからだ。

このように、現代は個人の信用が換金できるようになったのだ。

たとえ、ニートでもTwitterやインスタでイケてる投稿を繰り返し、フォローワーの信用さえ稼いでいれば、お金を簡単に作ることができる。

インスタグラマー、YouTuberという名まででてきた。今後も違う形で出てくるだろう。

僕の甥っ子はいつも、無名YouTuberのオススメのお菓子を買う。

テレビでは、スポンサーの関係で不味いなんて言えない。だからどれが本当に美味しいか分からない。しかし、YouTubeや個人動画となると本音が多い。もう、メディアの生き残りも僅かだ。このように

サラリーマンよりも、収入の多いニートが出てくる。社長よりも、豊かなホームレスが出てくる。もう、訳が分からないよね。

若い子は、これまで以上におじさん達から

『最近の若いヤツは』と言われるだろうね。

彼らにとっては、お金は汗水垂らして、その対価としてようやく貰えるものと信じてるからだ。

もう、こんな考え方自体古臭い。

日本の国民のほとんどが、お金の生み出し方に別に選択肢が追加されたことに気づいていない。だけど、この事は踏まえた方がいい。

あらゆるルールが変化するこの時代に、確かなことは一つだけ。

『もう、この流れはもう止められない』ということだ。

 

【 感想 】

 

たしかに、友達と買い物をする時に

店員さんによく、何されてるんですか??と聞かれる。友達はいつもニートです。と言って

店員さんは毎回驚く。笑  

僕も毎回、もうそういう時代ではないんよね。と心の中でつくづく思ってしまう。

僕がお金について思うことは、西野さんとは少しアプローチが異なるが気になる点がある。

お金の話=汚い話し と思ってること。

これは、僕は間違ってると思ってる。完全に確証バイアスなんでは?? と。

特に日本は、歴史的にみてそれがかなり強い。

徳川家康が、士農工商を作り

お金を稼いでる商人を一番下の身分にした。

お金を稼ぐやつが一番だめというね。お金を稼ぐ事が悪い事になってしまったんです。

おかげで、この時は国民全員がそこそこ貧乏になった。

そもそもなぜ、徳川家康がこのようなことをしたのか? それは、支配しやすいから。

国民全員をそこそこの貧乏にして、国民全員を挑戦できない身体にした方が支配しやすいから。 だからお金を稼ぐ事を悪い事として身分を一番下にした。

今の政府でも、それは承知。そのため日本は納税率がかなり高い。賢い人は税金が安いところに行ってしまってドンドン富裕層がいなくなる。 税収の本質は、そこではないと思ってしまった。