【太田英基】日本がやばいではなく、世界が面白いから僕らは動く
第191回目は、『日本がヤバいではなく、世界が面白いから僕らは動く』です。
筆者の、太田さんは
学生時代に起業をし、広告事業のたダコピにて大成功。その5年後、代表取締役を辞めて
2年間に渡り50カ国を旅しながらトップビジネスマンと1000人以上と会う。
その後、サイバーエージェントの藤田さんと社長室にてアドバイスや、伊藤忠商事の総合商社の海外プロジェクトへの参加。
そして、海外にて働きたい人への支援の会社を立ち上げ再度起業した方です。
【 内容 】
この本では、大きく分けて3点伝えたいことがあります。
・2040年、2050年までに時代を楽しめる人間は誰か?
・そして、なぜ世界を無台に活躍できる人が人生を楽しめるか?
・世界を無台に活躍できる人間になるための方法
の3点に分類わけしてあります。
そして、太田さんと同様に世界で活躍する人材の具体例もあったので載せておきます。
1.藤原実杞(エミレーツ航空 ca)
⇒世界を舞台にすることは、さまざまな文化、背景、価値観を持つ人々に囲まれること。
新しい発見の連続です。だからこそ、自分の夢、目指す姿をより明確に描けれるようになる。
2.安田敦(高卒フリーターから、単身アメリカへ。ロッククライマーとして活動。その後、世界四大監査法人の会計監査コンサルタントに転身)
⇒ゼロから始めるという環境がアメリカには当たり前のようにあります。自分で己の限界を決めず、自らの可能性を信じて挑戦してください。
3.中山亮太郎(サイバーエージェントに新卒で入社。入社2年目にて、MVPを受賞し投資部門現地代表としてベトナムへ)
⇒日本人は、優秀ではない。私たちが相手にするのは、当たり前に世界各国の東大レベルを卒業した人間。彼ら以上の努力をしなければ、日本人は勝てない。
【 感想 】
めっちゃくちゃ面白いし、久しぶりに焦った。
特に、インドネシア大学の話。
インドネシア大学は、インドネシアの東大と言われるほど優秀で、現段階では東大と変わらない難易度。
そのインドネシア大学には、日本人は10~20人の留学生がいるそう。
しかし、韓国人留学生は、日本人の10倍以上は軽くいるらしいです。
しかも、韓国では300万人が海外へ滞在している。それに対して日本人は、120万人である。
中国は、5000万人笑 人口が日本よりも圧倒的に多い中国はまだしも、韓国の人口は約5000万と日本の半分なわけ。比率で考えると、尚更だよねと。
日本という国が今後、人口も増えて『日本語』という言語を使用する人が多くなる、そして世界で存在感が増すならいいけど、そうなる見込みがないためまずいんかなと。
そして、日本を出ないからいいやという人もいる。けど、日本企業がいつまでも海外企業に買収をされないという保証もない。
あの、日産でさえフランスに買収されそうになったほどです。