【生命保険の罠】後田 亨 | 3分で読める読書
第221回目は、『生命保険の罠』です。
筆者の後田さんは、10年間日本生命に勤めていた方です。
後田さんは、勤めている時ずっと、、、生命保険って詐欺やん、、、思いながら働き
ついに独立をした方です。
生命保険の営業の手口や手法、または騙されないようにするための方法等が載せられております。
.
.
.
【 内容 】
1.30歳から50歳まで死ぬ割合、、、
⇒『10%』である。 さらに、健康的ではない人も入ってるのである。
要は、降水確率10%以下であなたは何百万という傘を購入しますか??
ということ。さらに、その雨は土砂降りで洪水が起きるぐらい。
2.若い時代から保険を入れさせようとする
⇒全くの無意味とのこと。
保険会社は、癌で亡くなる人が多いと煽る。
しかし、20代の死亡率は
1位自殺 2位交通事故 3位癌 とのこと。数字的に見ても1番数字が高い自殺でも
50人に一人いるかどうか。(教室に一人いるかどうか)
3.そもそも、損している人が多いから会社は成り立っている。
⇒普通に考えれば、損している人が多いから
あんなに立派なビルが何処と無く立っている。
そして、高い人件費が払える。さらに、筆者は
会社のパーティや賞状でものすごい食事やホテルで開催されて、『これってお客様のお金だよね?』と思い罪悪感を抱いたとのこと。
確率的にいえば、得をするのは『宝くじ』のような物。
そして、よくアフラックがCMを流すが
これは、1日、夜9時に30秒を3ヶ月流し続けると1億円程広告費がかかる。
どれだけのお客様が損しているだろうか。
4.巧みに騙す営業の手法
⇒よくある、『おまけ』『祝い金』
これは、実は騙されやすい。例えば10年後に10万円祝い金がもらえます。とあると
無料で貰えるんだ、、、と思ってしまうが
これは単純にお客様に10万円分を上乗せしてトータル金額されているとのこと。
また、『60歳から毎月支払いが半額』というのもあるが、これは要は
60歳までになる前に単純に支払い分が増えるだけとのこと。だから、支払いトータル金額は変わらない。
他にも、実際に現場で働いていた筆者さんは
上司から『これってお客様、損しかないじゃないですか、、、』と言うと
『それでも売るのが営業マンだろ』と言われ続けられた。
そのため、生命保険会社の勤務年数は3年以内とかとっても短いのである。要は人材も使い捨てである。
꙳★*゚騙されないようにするには、、、
保険の営業担当者に向かって
『あなたの保険証券を見せてください。そして、その保険に入ってる理由を説明してください。どんなセールス・トークよりも信じられます。』
そうすると、教えてくれて
『これ、私にくれたパンフレットの保険とは、全然違うじゃないですか? あなたは、○○保険の人ですよね? 何ですか、この○○コープって? しかも、2000円コースで私の場合は2万円でしたよ。どういうことですか?!』
となるらしいので試してくださいとのこと。
.
.
.
【 感想 】
よく、保険入ってるの?と聞かれるので
本で調べてみよう〜となりました。
案の定、、、やっぱりそうだよねってなった。。。笑
実際に僕の周りでも賢い人ほど保険を入ってなかったり、お金は持ってるのにものすごい金額が少なく払ってたりしてます。
何事も勉強と思いました。そして、僕も気になってネットで調べると面白い事がわかりました。笑
なんと、訴訟を起こしていない保険会社が僕が調べた限り1つもない。ということ。
この本でも年間に、保険が支払われない不履行が170万件。あるとあったが
保険会社は、ありとあらゆる方法で、
『こういう契約してくれてますよね?』とか
『契約する際に薬飲んでないと言ってましたよ?』とか言ってのがられるんです。
恐ろしいなぁーと。笑
.
.
.