【サピエンス全史】ユヴァル・ノア・ハラリ
第174回目は、『サピエンス全史』です。
ひろゆきさんが、オススメにしてたので読んでみました!!
正直、ごつすぎます、、、。笑 なにって、上下合わせて600ページもあるんです。
寝不足になるほどです。笑
ただ、めっちゃくちゃ面白いです。
まず、筆者のハラリさん。超絶頭が良くて世界から認められている天才歴史学者です。
その彼が、人間とはどういう生き物なのか??
と載せられています。内容は多すぎて訳せないのでザックりにしておきます。笑
下記、ハラリさんWikipedia
【 内容 】
人間だけが物凄い勢いで、繁殖してます。
なぜ、我々人間だけが繁殖できたのか??
その要因が大きく分けて、3点。
1.認知革命
2.農業革命
3.科学革命
この、3つのおかげで人間がここまで生き残ってきて発展しました。
では、1番昔の認知革命を説明します。
まず、認知革命がなければ人間は10万年前に絶滅してた。とのこと
当時、10万年前は
ホモ・サピエンスやネアンデルタール人、フローレス人とか色んな人種がおり
バッチバチに争っていた。その中で生き残ったのが我々の先祖であるホモ・サピエンスである。しかし、面白い事に、色んな人種の中で1番ホモ・サピエンスが頭が悪くて腕力も弱かったらしい。では、なぜ生き残ったのか。
それは、認知革命が起きたから。この、認知革命とは今で言う、『噂話』。
この噂話をする力がホモ・サピエンスのみあった。
例えば、あのAさんめっちゃすごいらしいよ!!と見た事もないのに、ホモ・サピエンスはそれを信じるのでてる。
しかし、他の人種は見た物しか信じなかった。つまり信じる力がなかった。
そのため、口コミで広がる事がないため
チームが大きくなることがなかった。(あのリーダーめっちゃ強いらしいよ。とか噂話を聞いても信じない)だから、最大50人ぐらいのチームしかなかった。
それに対して、ホモ・サピエンスは噂話を信じるので、あのリーダー最強でライオンをすぐ倒すらしいよ!! とかの噂話が拡がって
いつの間にか200人のチームができたらしい。
実は、現代社会もこの噂話で成り立っているのである。
例えば、権力があるのは
お金、国家、宗教。等
この3つも絶対的な価値はない。 宗教で誰も神様を見た事もないのに噂話や虚構でみんな信じてるのである。お金もただの紙切れなのに
みんなで、いっせいに価値のあるものと信じてるからである。
このように、ホモ・サピエンスは
虚構によって守らており、虚構によって生かされてる。
【 感想 】
めっちゃくちゃ面白い。
最後に、ハラリさんが
未来についてちょこっと言ってました。『近い未来に人間の欲望が全て叶えられる』と。
遺伝子操作やロボットと人体の融合で。
その中で我々は、どう生きていくのか?
どうなれば、人間は幸せになれるのか?
と深い話の問いかけがあり、凡人である僕には頭がポッカーンでした。笑
ただ、こういった人類系の本は、個々の人間の能力でどうあれ、多数の人間が集まった場合の結論が描かれてます。つまり、歴史の積み重ねであって、人の行動パターンを読む上でかなり参考になりました。例えば、あの人は歴史的にみて将来的にこういう行動するんだろうなぁ〜とか
今の政治で何か出来事が起きた時に、この流れは多分こうなるんだろうな〜というシュミレーションの材料になりました。
そして、最近
ハラリさんの3作目となる『21lessons』という本を出しました。
気になった方は読んでみてください。